2002 北ヨーロッパ海外研修旅行

ワタスゲの群落
デンマーク領グリーンランド クルスク島
2002.7.24/渡部 瞭
グリーンランド沿岸部はツンドラ気候(ET)で、乏しいながら植生が見られる。日本では高山植物に属する種類が海岸部に生育している。
氷海と氷河
デンマーク領グリーンランド クルスク島
2002.7.24/渡部 瞭
クルスク島はアンマサリク・フィヨルドの入口に位置する。フィヨルドの海面には真夏でも流氷が浮かぶ。対岸右手に見えるのがグリーンランドのアイスキャップの標高1000mから流下してくるミトヴァグカト氷河の末端。
氷海に面した墓地
デンマーク領グリーンランド クルスク島 ケープ・ダン村
2002.7.24/渡部 瞭
アンマサリク・フィヨルド周辺は、1884年まで他の文明の世界と全く折衝を持たずに厳寒の北極地に生活していたアンマサリク・イヌイット族の集落地となっている。現在はデンマーク領になり、イヌイットもキリスト教徒となった。
クルスク村の教会堂
デンマーク領グリーンランド クルスク島 ケープ・ダン村
2002.7.24/渡部 瞭
現在ではアンマサリク周辺には2000人を超すイヌイット・グリーンランダーが漁業やアザラシ猟で生計を立てながら居住している(クルスクには約400人)。
カヤックと橇と干し肉
デンマーク領グリーンランド クルスク島 ケープ・ダン村
2002.7.24/渡部 瞭
革張りの小舟を意味するカヤックとはイヌイット語である。現在はこのようにプラスチックやグラスファイバー製のものになっている。右手はアザラシの干し肉やタラの干物を製造する小屋。
蒼い流氷
デンマーク領グリーンランド クルスク島
2002.7.24/渡部 瞭
体感気温は0℃という氷海に、イヌイットの操る小舟で乗り出してみた。流氷の側面は蒼く美しい。
ギャオ
アイスランド シングヴェトリル
2002.7.25/渡部 瞭
大西洋中央海嶺上に位置するアイスランドは、プレートの湧き出し口が地上で見られる。大地の裂け目はギャオあるいはギャウと呼ばれる。右が北米プレート、左がヨーロッパプレートになる。
ギャオの流れ
アイスランド シングヴェトリル
2002.7.25/渡部 瞭
ギャオの見られるシングヴェトリルは、国立公園になっているが、ここはまた水が豊かなせいか生活の拠点ともなった。現存する最古の民主議会といわれるアルシンクは、ここで生まれた。
水路となったギャオ
アイスランド シングヴェトリル
2002.7.25/渡部 瞭
ギャオの底が水路となっている部分。高千穂峡の小型版といった光景だ。
グトルフォスの滝
アイスランド グトルフォス
2002.7.25/渡部 瞭
アイスランド語で「黄金の滝」を意味する国内最大級の瀑布。階段状の溶岩層を白い水煙をあげながら流れ落ちる姿はまさに豪快で迫力満点だ。
ストロックル間欠泉の噴出
アイスランド ストロックル
2002.7.25/渡部 瞭
アイスランド語Geysirは英語の間欠泉を意味するGeyserの語源になっているほどで、アイスランドのシンボル的存在だ。ゲイシル間欠泉は活動が現在不活発で、これは隣接するおおよそ5分ごとに30mの高さまで吹き上がるストロックル間欠泉。
ケリーズのクレーター
アイスランド ケリーズ
2002.7.25/渡部 瞭
直径200m、火口の深さは55m。約3,000年前にできたもので、深緑色の水面と赤褐色の内壁面のコントラストが美しい火口湖が見られる。
ブルーラグーン大浴場と地熱発電所
アイスランド スヴァルツェンギ
2002.7.25/渡部 瞭
スヴァルツェンギ地熱発電所のポンプで地表下2kmから汲み出すミネラルを豊富に含んだ熱水による人口温泉。高温の熱水は、一方で電気エネルギーをうみ出し、他方では真水を温める働きをしていて、使用済みの温水は温度が下げられて、ブルーラグーンに貯えられる。
ヘプジーハウス
アイスランド レイキャヴィク
2002.7.25/渡部 瞭
1986年10月に開かれたレーガン・ゴルバチョフによる米ソ巨頭会談は、東西冷戦時代終結の端緒を開いた。ここはその舞台となった建物。
ハトルグリムス教会
アイスランド レイキャヴィク
2002.7.25/渡部 瞭
ルター派のハトルグリムス教会は、レイキャヴィクの中心部に聳えるこの国最大の教会堂で、塔の上からは市内一円が展望できるそうだが、時間不足で登れなかった。
ノルウェー王宮
ノルウェー オスロ
2002.7.26/渡部 瞭
王室の居城。1848年にカール・ヨハン14世が完成させた。黄色い王宮としてはこぢんまりとした建物。一般に開放されているのは周囲に広がる庭園のみ。静かな森の中に小道が延び、オフィス街と住宅街を結んでいる。
国立劇場
ノルウェー オスロ
2002.7.26/渡部 瞭
1899年に完成したノルウェー最大の劇場。ヘンリク・イプセンの作品を主に上演し、2年に一度、世界各国の劇団がイプセンの作品を共演するイプセン・フェスティバルも行なわる。左はイプセンの像。
オスロ港とアーケシュフース城塞
ノルウェー オスロ
2002.7.26/渡部 瞭
オスロ湾の最奥部にあるオスロは、天然の良港である。かつてはクリスティアニアとも呼ばれた。旧港には帆船の姿が目立ち、港に面するアーケシュフース城塞は、現在はレジスタンス博物館として公開されたいる。
港の豆汽車
ノルウェー オスロ
2002.7.26/渡部 瞭
オスロ港の周辺では、環境問題をアピールする街頭写真展やさまざまな露天商、街頭パフォーマンスで賑わっていた。これはヨーロッパの街頭でよく見られる豆汽車。
国立劇場裏の噴水
ノルウェー オスロ
2002.7.26/渡部 瞭
北欧の夏は極めて日が長い。21時を回る頃、ようやく西日が傾くという感じになってくる。
船上から茹でエビを売る娘
ノルウェー ボードー
2002.7.27/渡部 瞭
ノルウェー海を臨むボードーは北極圏の北80キロにある静かな港町だ。波止場で売られていたのはボードー名物のとれたてのエビ。塩茹でした新鮮なエビは、北の海の味がする。ボードーは首都オスロから延びる線路の北の端にあたる。
フォークダンスを楽しむ人々
ノルウェー ボードー
2002.7.27/渡部 瞭
波止場に臨むテント張りの臨時カフェ・レストランから陽気なリズムが響いてきた。オープンカフェでフォークダンスを楽しむ一団があった。
店先のトロル
ノルウェー エルヴクローケン
2002.7.27/渡部 瞭
トロルはスカンディナヴィアにおける妖精で、悪さをするが憎めないという性質を持つ。わが国の河童に似た存在といえようか。ノルウェーはその本場で、至る所にトロルの姿を見かける。
フェリーの出航
ノルウェー ボグネス
2002.7.27/渡部 瞭
ボグネス港からバスごとフェリーに乗り込み、ティスフィヨルドの枝湾を横断する。左右には様々に変化する氷河地形が見られる。
ティスフィヨルド
ノルウェー ティスフィヨルド
2002.7.27/渡部 瞭
ティスフィヨルドは、オルカ(シャチ)ウォッチングの名所になっているが、この日はフェリーの上からは見えなかった。ソグネフィヨルドのように氷食崖が両岸に迫っていないので、圧迫感はない。
カール地形
ノルウェー コングスバックト
2002.7.27/渡部 瞭
中緯度地域では高山に行かないと見られないカール地形も、北極圏では海面からほど近い高度で雄大なものが見られる。
触媒材の貨車積み込み
ノルウェー ナルヴィク
2002.7.28/渡部 瞭
ナルヴィクはオーフォート線の終点で、隣国スウェーデンの鉄鉱石輸出港として発展した。鉄鉱石を運んできた貨物列車は、帰りには石灰石などの触媒材を輸送する。
鉄鉱積み込み施設
ノルウェー ナルヴィク
2002.7.28/渡部 瞭
水深27mのフィヨルドの良港に、オランダの鉄鉱輸送船ローランドトレーダー号がが着岸し、ペレット状の鉄鉱石を積み込んでいた。
最古の電気機関車
ノルウェー ナルヴィク
2002.7.28/渡部 瞭
LKAB社の構内には、かつて活躍した旧い電気機関車が野外展示されていた。坂道の多い路線では、輸送量は制限されていたに違いない。
旧式のトロッコ
ノルウェー ナルヴィク
2002.7.28/渡部 瞭
こちらは旧式の鉄鉱輸送貨車。近づくと案外大きいが、現在の貨車にくらべると大人と子どもの違いがある。
赤い水たまり
ノルウェー ナルヴィク
2002.7.28/渡部 瞭
鉄鉱石はペレット状にして運ばれてくる。野積みしてある鉄鉱石の周辺の水たまりは鉄錆で赤くなっている。向こうに見えるのは積み込み施設の一部。
鉄鉱積出港全景
ノルウェー ナルヴィク
2002.7.28/渡部 瞭
キルナなどスウェーデン北部鉱山地帯から鉄鉱石を輸送する鉄道オーフォート線の終点で、これを市の不凍港から全世界へ積み出す(1980年に約1970万t)。市の産業はこの鉄鉱石搬出に強く依存している。1883年のオーフォート線建設計画から市の歴史が始まり、99年にナルヴィクの名称を得た。
旧い家
ノルウェー ナルヴィク
2002.7.28/渡部 瞭
博物館の近くに建つ古めかしい小さな小屋。現在は何かの事務所として利用しているらしい。屋根に生えた草が印象的だ。保存家屋なのだろう。
ナルヴィク駅を通過する鉄鉱石輸送列車
ノルウェー ナルヴィク
2002.7.28/渡部 瞭
オーフォート線には52両編成の鉄鉱を満載した貨物列車がDm3という3重連接構造の貨物用機関車に牽引されて、キルナ−ナルヴィク間を日に12回往復している。因みに旅客列車は日に3本である。
ティスフィヨルド最奥部
ノルウェー ナルヴィク
2002.7.28/渡部 瞭
ナルヴィクは、世界最北端の鉄道駅として知られる。「北の入江」という意味になるが、出発後間もなくでティスフィヨルド最奥部に達し、国境を越えてスウェーデンに向かう。
アービスコ国立公園
スウェーデン アービスコ
2002.7.28/渡部 瞭
オーフォート線の旅客列車には、1960年代ドイツ連邦鉄道の花形列車・TEEのラインゴルト号に編成中1輌だけ連結されていたドーム車が払い下げられて用いられている。一際高い2階の展望部から見たアービスコ国立公園。冬にはオーロラの見える日があるとバーテンが教えてくれた。
キルナ教会
スウェーデン キルナ
2002.7.29/渡部 瞭
キルナ教会は、90年ほど前にサーメのテントを模して造られたという木造の教会堂で、スウェーデンで最も美しいといわれている。
風力発電塔
スウェーデン キルナ
2002.7.29/渡部 瞭
スウェーデンは発電の50%近くを原子力に依存していたが、1980年の国民投票の結果を受けて、政府は2010年までに原子力発電所全廃の方針を打ち出した。現在、代替エネルギー開発が急がれている。
草を食むとなかい
スウェーデン ユッカスヤルビ
2002.7.29/渡部 瞭
ノルウェー・スウェーデン・フィンランドにまたがるスカンディナヴィア北部は、ラップランドと呼ばれる。ラップ人の地という意味だが、近年はラップという呼称からサーミという呼称に代わった。彼らは古来となかい遊牧民として知られる。
泥炭製冬小屋の屋上のサーミ
スウェーデン ユッカスヤルビ
2002.7.29/渡部 瞭
サーミは夏季はコアハティと呼ばれるテントで遊牧生活をするが、冬は泥炭製または木造の冬小屋で定住していた。現在はもちろん近代的な住居に換わっている。
夏至祭のメイポール
スウェーデン ユッカスヤルビ
2002.7.29/渡部 瞭
高緯度の北欧、特にスウェーデンでは夏至祭が盛んに祝われる。白樺で飾ったメイポールを立て、その周囲で徹夜で踊り明かす。
キルナ駅とLKAB鉄鉱山
スウェーデン キルナ
2002.7.29/渡部 瞭
キルナは良質のスウェーデン鋼の原料となる鉄鉱石の有力な産地として発達してきた。
夜行列車の機関車
スウェーデン キルナ
2002.7.29/渡部 瞭
オーフォート線はLKAB社が経営する私鉄なのだが、スウェーデン国鉄に接続している。旅客列車の機関車は国鉄の車輌を借用し、前部のプレートだけを掛け替えるようだ。
ストックホルム旧市街
スウェーデン ストックホルム
2002.7.30/渡部 瞭
スウェーデンの首都ストックホルムは、内陸のメーラル湖とバルト海に通じるサルトシェーン(〈塩海〉の意)の接点付近を占める。旧市街、ガムラ・スタンはリッダルホルメン島という小さな島にあって、新市街とは橋で結ばれている。
野砲と王宮の近衛兵
スウェーデン ストックホルム
2002.7.30/渡部 瞭
王宮は、イタリア・バロック様式(内部の装飾は、フランス・ロココ様式)で、1697年から1760年にかけて建造された。歴代の王の居城となっていたが、現国王・カール16世グスタフは、より静かな環境のドロットニングホルム宮殿へ転居した。
ノーベル賞受賞者がスピーチする演壇
スウェーデン ストックホルム
2002.7.30/渡部 瞭
市庁舎の中にある「ブルー・ホール〜青の間」で毎年、12月10日のノーベル賞授賞式後の晩餐会が開かれている。これは、その時受賞者がスピーチする演壇。階上には、黄金のモザイク・メーラレンの女王がある黄金の間がある。
植物分類学者リンネの像
スウェーデン ストックホルム
2002.7.30/渡部 瞭
ウプサラ大学教授だった植物学者・カール・フォン・リンネ(1707〜1778)は、生物分類学を確立した。ストックホルムのリンネ博物館の建物は、リンネの研究所と住居を利用したものである。
青空市の果物屋
スウェーデン ストックホルム
2002.7.30/渡部 瞭
青空市場は常時開催しており、一日中賑わっている。地下鉄のセントルーセン駅を下車して歩いて5分くらい。 映画館とマーケットの入ったビルがすぐ近くにある。果物屋の店先はとてもカラフルで、店員も愛想がいい。
花形特急X-2000
スウェーデン ストックホルム
2002.7.31/渡部 瞭
スウェーデン国鉄の誇る振り子式の高速列車X2000は、最高時速200km/hと、なかなかの性能を持っていて、乗り心地もすこぶる良い。
ヨーテボリ中心街
スウェーデン ヨーテボリ
2002.7.31/渡部 瞭
17世紀の城塞都市から始まるヨーテボリは、伝統的な造船都市として知られてきたが、現在この都市を代表するのは自動車産業のボルボである。その他にもこの年に本社をもつ企業は多く、スウェーデン経済の中心といえる。
ヨーテボリ港の帆船
スウェーデン ヨーテボリ
2002.7.31/渡部 瞭
ヨーテボリはまた国際貿易の盛んな港湾都市で、スウェーデンの表玄関とも呼ばれる。港には大小様々な多種類の船が見られる。ここは帆船係留場。
テンサイ畑
スウェーデン マルメ郊外
2002.7.31/渡部 瞭
スカンディナヴィア半島南部の農業は、酪農が中心だが、より温暖な南端部では、ようやく混合農業の色彩が濃くなってくる。これはテンサイの畑。
オーレスンド橋
スウェーデン マルメ
2002.7.31/渡部 瞭
2000年7月1日、デンマークとスウェーデンを結ぶ鉄道・道路併用のオーレスンド橋が開通した。コペンハーゲン−マルメ間全長16kmを、吊り橋・海底トンネル・人工島で繋げたもので、120年来の両国の念願が結実したのである。これによって、スカンディナヴィア三国の結びつきは、さらに深まるだろう。
ティヴォリ遊園地夜景(1)
デンマーク コペンハーゲン
2002.7.31/渡部 瞭
1843年、ゲオ・カーステンセンが当時の国王クリスチャン8世から約6ヘクタールの土地を借りて誕生させた世界最古の遊園地。 創設以来2億7千人が訪れたという世界有数の観光スポット。そして現在もなお、世界中から年間約350万人 の人々が訪れている。
ティヴォリ遊園地夜景(2)
デンマーク コペンハーゲン
2002.7.31/渡部 瞭
園内は都心にあるためか、さほど広くはないが、世界各国の様式の建築物が要領よく建てられている。しかし、一時代前の遊園地という印象はぬぐえない。
ティヴォリ遊園地夜景(3)
デンマーク コペンハーゲン
2002.7.31/渡部 瞭
夏季は夜半まで開園している。これは閉園を告げる仕掛け花火。レーザー・ショーなど夜向けのパフォーマンスも工夫されている。
アマリエンボー城の衛兵交替
デンマーク コペンハーゲン
2002.8.1/渡部 瞭

アマリエンボー城は現在の王室の居城。熊の帽子を被った近衛兵の交代式は環境客に人気がある。若くハンサムな兵士が警護しているが、彼と一緒に写真を撮りたい人が多く、1.5m以内に近寄ってはだめだそうだ。

フレデリクス教会
デンマーク コペンハーゲン
2002.8.1/渡部 瞭
アマリエンボー宮殿のすぐ近くにあるフレデリクス教会。大理石で造られていることから「大理石教会」とも呼ばれている。19世紀末のバロック様式の荘厳な雰囲気で、緑色のドームをもつ外観もさることながら、内装、特に天井の造りは見事だ。
イブキジャコウソウの仲間
デンマーク コペンハーゲン
2002.8.1/渡部 瞭
高緯度にあるデンマークでは、日本では高原に行かないと自生していないような植物が海沿いに生えている。
聖アルバン教会
デンマーク コペンハーゲン
2002.8.1/渡部 瞭
チャーチル広場に面してイギリスとデンマークの友好を記念して建てられた聖アルバン教会がある。イギリス式庭園の手法で整えられたプロムナードを背景に、このビクトリア・ゴシック様式の英国教会の美しさが映えている。
人魚姫の像
デンマーク コペンハーゲン
2002.8.1/渡部 瞭
この国の生んだ偉大なる童話作家アンデルセンの『人魚姫』に因む銅像。高さ80cmほどの小さなものなので、世界三大ガッカリの一つとか
ニューハウンの運河と遊覧船
デンマーク コペンハーゲン
2002.8.1/渡部 瞭
コペンハーゲンの中心商店街ニューハウンは、古めかしい色とりどりの建物が並んだ一画で、運河に面している。満員の観光客を乗せた観光船の発着所になっている。