横浜地区No1-14 戸塚駅西口の再開発3 (横浜市戸塚区)

2012年3月作成

 

戸塚駅西口に広がっていた商店街は再開発として一部が完成した。完成したエリアは、戸塚駅と直結する商業地区で、トツカーナとして2010年4月にオープンした。トツカーナの商業ビルは、専門店からなる戸塚東急プラザと旧西口商店街の店舗からなるトツカーナモールとして買い物客で賑わっている。旧西口商店街の店舗は、トツカーナモールに隣接した個別の商業ビル群からなる戸塚パルソにも入る。トツカーナモールには地下1階から地上5階の間に111店舗が入り、いわば1つの商業ビルの各階に商店街が形成されている。マイカー利用者のために駐車場が備えられた商業ビルである。かつて商店街にあった銀行や大手薬局なども商業ビル内に入っている。

再開発によってバスターミナルは、トツカーナと隣接した広いスペースとなった。トツカーナと戸塚駅は柏尾川の沖積低地に立地する。バスが出入りする国道1号線は沖積低地より数m高い段丘面を通るため、西口バスターミナルは立体構造にして国道1号線と同じ標高面につくられた。バスは国道1号線から平坦にバスターミナルに出入りするため、バスターミナルはトツカーナ2階と同じフロアにできた。

西口再開発事業の最後となる行政地区は、トツカーナに隣接して戸塚区役所などができる予定である。現在、建設が進んでいる。

【公文国際学園高等部 中村洋介】


写真1 複合商業ビルとなった戸塚駅西口のトツカーナ(2012年1月撮影)


 

写真2 2010年に完成したトツカーナとバスターミナル(2012年1月撮影)


写真3 建設中の行政地区(2012年1月撮影)


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